サビたトタン壁は自分で塗れる?DIYでもできる塗り替え手順と夏の暑さ対策

トタン外壁のサビや色あせが気になっていませんか?
住宅の外壁や倉庫、ガレージなどに使われているトタンは、比較的軽量で安価な建材です。
一方、年月が経って塗装やメッキが傷むとサビが発生し、放置すれば腐食が進んで穴があいてしまうこともあります。
また、金属製のため熱が伝わりやすく、夏場は直射日光によって表面が高温になり、室内の暑さにつながることもあります。
こうしたトタン壁の劣化や暑さへの対策としておすすめなのが、塗料による塗り替えです。
トタン壁の塗り替えは、塗装業者に依頼する方法もありますが、「できれば自分で塗装したい」「費用を抑えてDIYで塗り替えたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、プロに依頼した場合の一般的な塗装手順と、DIYでも取り組みやすい塗り替え方法をそれぞれご紹介します。さらに、夏場に熱くなりやすいトタン壁の遮熱対策についても解説します。
プロに頼んだ場合のトタン壁の塗り替え手順

塗装業者に依頼した場合、一般的には次のような流れで進みます。
- ケレン(サビ落とし):壁全体のサビや傷んだ古い塗膜を、工具で削り落とします
- 高圧洗浄:削りカスや汚れを水で洗い流します
- 錆止め:サビの再発を防ぐ下塗り塗料を塗ります
- 上塗り(2回):仕上げの塗料を2回重ねて塗ります
トタン壁の塗装で大切なのは、最初のケレン(サビ落とし)です。サビや傷んだ塗膜をしっかり落としてから塗装することで、新しい塗膜が長持ちしやすくなります。ただし、壁全体のサビをしっかり落とすには、専用の工具や手間が必要です。
一方、表面にうっすらとサビが出ている程度なら、DIYでも塗り替えられる方法があります。
トタン外壁を自分で塗る場合の手順
2階など高さのある壁の塗装は、危険を伴うため無理せずプロに依頼するのがおすすめですが、手の届く範囲であればDIYでの塗り替えも可能です。
ただし、自分でサビを完全に落とし切るのは、なかなか大変な作業です。そこでおすすめなのが、サビを落とし切らなくても上から塗れる錆転換剤「ラストブロック」。サビ落としの手間を減らしながら、トタン壁を塗り替えることができます。

- 全体を軽く研磨する:紙やすりで表面を軽くこすり、浮いているサビもあわせて落とします
- 粉を拭き取る:研磨で出た粉やほこりを、濡れ雑巾で拭き取ります
- ラストブロックを塗る:壁全体、またはサビが出ている部分に塗り、サビの進行を抑えます
- 錆止めを塗る:ラストブロックを壁全体に塗った場合は不要です
- 上塗り(2回):仕上げの塗料を2回重ねて塗ります
ラストブロックは、サビの上から直接塗れる水性の錆転換剤です。しっかり付いている古い塗膜やサビはそのままで大丈夫なので、ご家庭でも扱いやすいと思います。ただし、雨風には強くないので、必ず上から仕上げの塗料を塗ってください。
また、トタン壁は夏の日差しで熱くなりやすいという特徴もあります。塗り替えの際には、サビ対策だけでなく、暑さ対策も意識して塗料を選ぶとよいでしょう。
夏に熱くなりやすいトタン壁は、上塗りで暑さ対策も
トタンは金属なので、日差しを受けると熱くなりやすい素材です。南向きや西向きの壁は、夏場には触れないほど熱くなることもあり、その熱は壁の内側の部屋にも伝わっていきます。
せっかく塗り替えるなら、上塗りに遮熱断熱塗料を選ぶのもひとつの方法です。当店の「リフレクトサーモ」は、太陽の熱をはね返す「遮熱」と、熱を伝わりにくくする「断熱」の両方の働きを持つ塗料です。こちらもDIYで簡単に塗れます。

実際にどのくらい違うのか、当店の建物の外壁で実験したことがあります。西日が強く当たるタイル外壁で、外気温が約34℃の日の夕方に表面温度を測ったところ、そのままの部分が約55℃だったのに対し、リフレクトサーモを塗った部分は44.8℃。約10℃の差が出ました。


壁の表面温度が下がれば、そのぶん室内に伝わる熱も減り、冷房の効きにもつながります。実験はタイル外壁でのものですが、日差しで熱くなりやすいトタン壁でも、暑さ対策として試してみる価値はあると思います。(実験の詳しい様子は、こちらの記事でご紹介しています)
まとめ|トタン外壁はサビが軽いうちに塗り替えて、夏の暑さ対策も一緒に
うっすらサビたトタン壁は、サビが軽いうちなら自分でも塗り替えができます。サビを落とし切るのが難しいDIYでは、ラストブロックで下地を整えておくと安心です。(錆転換剤「ラストブロック」の詳細はこちら )
そして上塗りに遮熱断熱塗料を選べば、夏の暑さ対策も一緒にできます。
遮熱断熱塗料「リフレクトサーモ」については、遮熱・断熱性能が高い理由や実際の温度改善・電気使用量の変化データ、素材ごとに必要な下塗り、価格、カラーバリエーションなどを以下のページで詳しくご紹介しています。小容量のラインナップもありますので、まずは気になる壁の一部だけ試してみることもできます。

調色屋のメルマガでは、塗料に関するお役立ち情報をお届けいたします。
あなたのお仕事やDIYにぜひともお役立てください。


