屋根の遮熱には白がおすすめ!でも、まぶしくない?汚れは目立たない?

「工場や倉庫の屋根が夏になると熱くなるので、少しでも暑さをやわらげたい」
そんなとき、対策のひとつとして選ばれるのが、太陽の熱を反射して屋根の温度上昇を抑える「遮熱塗装」です。

遮熱塗装は、実はどんな色を塗るかによっても効果が変わります。
なかでも太陽光を反射しやすい「白」は、遮熱効果を重視するなら特におすすめしたい色です。

ただ、屋根を白くすると聞くと、
「反射光がまぶしくて、近隣からクレームが来ない?」
「白だと汚れが目立って、数年後には汚く見えそう」
と心配になる方も多いのではないでしょうか。

実際、屋根の塗装をご検討中のお客様からも、こうしたご相談をいただくことがあります。
そのため、遮熱効果の高さは気になりつつも、無難なグレー系を選ばれるケースも少なくありません。

では、遮熱効果を考えて白を選ぶ場合、どんな塗料を選べばよいのでしょうか。
また、気になるまぶしさや汚れは実際どの程度なのでしょうか。

今回は、白色が遮熱に向いている理由から、塗料による性能の違い、白い屋根のまぶしさや汚れまで順番にご紹介します。さらに、約1年前に実際に白色を塗装した屋根が現在どうなっているのかも見ていきます。

遮熱効果がいちばん高いのは、実は「白」

炎天下に停めた車を思い浮かべてみてください。黒い車のボディは触れないほど熱くなりますが、白い車はそこまで熱くなるイメージはないですよね。日傘の外側に白が使われているのも同じ理由で、白は太陽光を反射しやすく、熱を吸収しにくい色だからです。

これは塗料でも同じで、ある製品の白色だと太陽光の約80%を反射するのに対し、黒っぽい色だと反射率が20%以下になるというデータもあります。
色が違うだけで、遮熱効果にはこれだけ大きな差が出るんです。そのため、遮熱効果を重視するなら、屋根の色は白がもっともおすすめです。

ただ、「白そのものに遮熱効果があるなら、普通の白い塗料でも十分なのでは?」と気になる方もいるはずです。
そこで、一般的な遮熱塗料の白と普通の白い塗料をそれぞれ板に塗り、同じ条件で熱を当てて比較したところ、板の裏側の温度差はわずか0.6℃でした。

一方、遮熱と断熱の両方の機能を持つ塗料「リフレクトサーモ」の白を同じ条件で比較したところ、普通の白い塗料よりも板の裏側の温度が17.8℃低くなりました。
つまり、白という色自体に高い遮熱効果はありますが、そのうえで、塗料そのものの性能によってもさらに差が出るということが分かりました。
(実験のより詳しい内容は遮熱塗料なのに普通の白い塗料より暑い?色による効果を比較実験でご紹介しています)

白い屋根は本当にまぶしいのか

ここまでを見ると、「遮熱効果を考えるなら屋根を白色にするのがベスト」とお分かりいただけたかと思います。

そこで次に気になるのが、白い屋根特有の「まぶしさ」です。

確かに白は太陽光をよく反射するため、塗料の仕上がりによっては反射光が強く感じられることがあります。特に、表面に光沢のある艶ありの塗膜は、太陽光が一方向に強く反射しやすいため、見る位置によってはまぶしさが気になる場合があります。

一方、リフレクトサーモのように艶消しのマットな仕上がりの塗料であれば、落ち着いた見た目になります。光を一方向に強く反射するのではなく、表面で拡散させるため、艶ありの塗料に比べてまぶしさを抑えやすくなっています。

他社の遮熱塗料とリフレクトサーモのまぶしさを塗り比べて比較した写真

つまり、白という色そのものは光をよく反射しますが、まぶしさは「色」だけでなく「艶」によっても変わります。

遮熱効果を優先して白を選びたいけれど、周囲への反射光も気になるという場合は、この仕上がりの違いも塗料選びのポイントになります。

では、白い屋根は汚れが目立たない?塗装から約1年後を確認

まぶしさと並んで、白い屋根についてよく聞かれるのが「汚れ」です。

「塗った直後はきれいでも、1年も経てば黒ずんでしまうのでは?」と心配になる方もいらっしゃいます。

ちょうど昨年の7月、当社の屋根にもリフレクトサーモの白を塗装しました。そのときの施工の様子や、塗装後に電気使用量がどう変わったかについては、屋根を塗り替えるだけで電気代が15%減って部屋が涼しくなったワケで詳しくご紹介しています。

あれから約1年。

せっかくなので、「白い屋根は本当に汚れが目立つのか?」を確かめるため、実際に屋根の様子を見てみました。

リフレクトサーモの白を塗装してから約1年経過した当社の屋根の様子

塗装直後の真っ白な状態と比べると多少の変化はあるものの、1年後も白い屋根という印象はしっかり残っていました。交通量の多い大通りに面している当店ですが、遠目で見て気になるような黒ずみや大きな汚れは見られませんでした。

リフレクトサーモは耐候性にも優れており、耐久年数は15~20年程度とされています。もちろん、今後の汚れ方は周辺環境などによって変わりますが、少なくとも塗装から約1年が経過した当社の屋根では、「白を選んだことを後悔するほど汚れが目立つ」という状態ではなく、想像以上に綺麗でした。

まとめ|白を選ぶなら、色だけでなく塗料の性能や仕上がりも確認

遮熱効果を重視するのであれば、屋根の色は「白」がもっともおすすめです。

ただし、今回の実験からも分かるように、「遮熱塗料」と書かれていれば何でも同じ性能というわけではありません。

まずは太陽光を反射しやすい白を選び、そのうえで塗料自体の遮熱・断熱性能を確認する。これが、屋根の暑さ対策を考えるうえでひとつの選び方になります。

そして白を選ぶときに気になる「まぶしさ」については、艶消しの塗料を選ぶことで反射光を抑えやすくなります。「汚れ」についても、実際に約1年経過した当社の屋根では、遠目で気になるほどの黒ずみは見られませんでした。

リフレクトサーモは、白という色の遮熱力に加えて、遮熱・断熱性能を持ち、艶消しに仕上がる塗料です。

「できるだけ遮熱効果を高めたいから白にしたい。でも、まぶしさや汚れも気になる」という方は、色だけでなく、塗料の性能や仕上がりまで含めて比較してみてください。

遮熱断熱塗料「リフレクトサーモ」の詳細ページでは、電気使用量の変化データや価格、カラーバリエーション、施工方法なども詳しくご紹介しています。ぜひご参考ください。

遮熱断熱塗料「リフレクトサーモ」の詳細はこちら >>


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