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CMYKとRGBの数値からの調色についてCMYKの数値やRGBの値から塗料の色を作れますか? というご質問をよくいただくのですが、結論から申しますと 「調色できません」申し訳ありません。 またCMYKやRGBをマンセル値に変換すると、どうなりますか? ともよくご質問いただくのですが、それもできないのです。 その理由と対処法について書かせていただきます。 料理で言うとCMYKとRGBはレシピ、マンセル値は出来上がり料理 よくご説明させていただくのはCMYKとRGBはレシピで、 マンセル値は出来上がった料理の見た目や味などの出来上がりの数値になります。 CMYKは印刷機などにC(シアン)とM(マゼンタ)とY(イエロー)とK(Key plate 黒)の量を印刷する際に指定するものです。 RGBはモニターやTVなどにR(レッド)とG(グリーン)とB(ブルー)を光らせる量を指定し、光の3原色で色を指定するものです。 それぞれに共通するのは、色のレシピを指定しているだけで、機器による色の差、設定による色の差、印刷の場合は紙の色による色の差は考慮されていません。 印刷でしたら「きれい」で印刷するか「はやい」で印刷するか、使用するインクや、わら半紙に印刷するかコピー用紙にするかによることは決められていません。 ですので出てくる色はまちまちなのです。 特にRGBは光で色を表しているので、そもそも発色している原理が違います。 光を見た人間がそこにこんな色があると認識しているだけで、 実際にそこには色があるわけではないのです。 【マンセル値は出来上がりの料理の味や見た目を数値化したもの】対してマンセル値は実際にある色を数値化したものです。料理を甘さ、辛さ、すっぱさ、コク、まろやかさなどを数値化したもので、レシピにより作ったものよりシビアなものになります。 いうなればレシピ通り作っても料理長がOK出すまでメニューに載らない、ようなイメージです。 ですのでどんな素材に塗られていても同じマンセル値なら同じ色を示す必要があります。 【CMYKやRGBの色番号の塗料がほしい場合はどうすればいいのか?】画像の中の色、CMYKの色の塗料がほしい場合は、印刷した紙をお送りください像の中の色、またはCMYKで表示された色がご入用の場合、やはりどれも実在するわけではないのでそこからは調色がしにくいです。 ですがそれしかわからず、どうしてもの場合は、下記の方法でご注文いただくこともできます。 ※画像、データの場合は必ず実物と色が違ってしまうことをご了承ください 1、画像の場合ペイントなどのソフトでほしい色の部分をスポイト機能で選び、大きな面積にして印刷してください。 CMYKやRGBの場合も色を画像ソフトなどで作ってから印刷して下さい。 2、設定や印刷スピードなどをかえて好みの色が出るまで印刷してください 3、好みの色になったら、その紙を当方にお送りください。その色に合わせて調色します。 (例)車の色を抽出して印刷してみましたまずはこちらの写真の○部分の色を抽出。 それをペイントで大きくして、、、 2台のレーザープリンターで3種類印刷。 そして出てきた色を比較するとこんな感じです。 解説しますと名刺サイズの紙には、写真の車を塗った本当の塗料と同じ色(グレイッシュダークグリーン)が塗られています。 「301ふつう」「301きれい」は同じプリンターで普通で印刷したものときれいで印刷したもの。 「362ふつう」はまた別のレーザープリンターで印刷したもの。 こんなに色が違います。 またどれも肉眼で見ると絶望的に元の色と違います。 繰り返しますが、画像、データの場合は必ず実物と色が違ってしまいます。 ご了承いただき、ご注文をお願いします。
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