|
塗料の希釈について塗料を水やシンナー等で薄めることを「希釈(きしゃく)する」といいます。 希釈することで塗料の粘度(粘り具合)を調節し、塗り易くします。 粘度が高いと塗り難く、また刷毛やローラーのムラが目立ちやすくなり、綺麗に仕上がりません。 希釈しすぎると粘度が低くく塗料が垂れてしまいまいます。 塗料は薄めすぎても、濃すぎても良くありません。 希釈の割合には5%〜10%といった感じで、幅をもたせています。 夏場など高温時は塗料がサラサラしているので、希釈の割合は少なめで大丈夫です。 冬場などの低温時は塗料がどろっとしているので、多めに希釈します。 このように、時期や場合によって希釈の調整を行います。 フタル酸塗料刷毛で塗るときは、塗料シンナーで15〜20%で薄めます。塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.15〜0.2kgです。 吹き付けの場合は、塗料シンナーで30〜40%で薄めます。 塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.3〜0.4kgです。 ラッカー塗料刷毛で塗るときは、ラッカーシンナーで80%〜100%で薄めます。塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.8〜1kgです。 吹き付けの場合は、ラッカーシンナーで100〜120%で薄めます。 塗料が1kgの場合、うすめ液の量は1〜1.2kgです。 1液ウレタン塗料刷毛で塗るときは、塗料シンナーで20%〜30%で薄めます。塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.2〜0.3kgです。 吹き付けの場合は、塗料シンナーで40〜50%で薄めます。 塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.4〜0.5kgです。 2液ウレタン塗料2液ウレタン塗料の場合、まず硬化剤を加えます。4:1の硬化剤比率の2液ウレタンの場合、1kgの塗料に対して硬化剤を0.25kg加えます。 2液ウレタン塗料を希釈する場合は、ウレタンシンナーを使います。 硬化剤を配合した後に、ウレタンシンナーを20%〜25%加えて使います。 塗料が1.25kgの場合、うすめ液の量は0.25〜0.3kgです。 水性塗料水性塗料の場合、水で0〜10%で薄めます。塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0〜0.1kgです。 吹き付けの場合は、水で5〜15%で薄めます。 塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.05〜0.15kgです。
|
運営会社/株式会社タカラ塗料 営業時間:9:00〜17:00 定休日:土日祝日 大阪市西成区南津守4-3-17 |
関連サイト/ ラッカースプレー館 https://mixing-spray.shop/ 車の刷毛塗り全塗装 https://brush-carpaint.com How to paint https://howtopaint.gallery タカラ塗料オリジナル商品サイト https://takaratoryo.shop/ 床塗料専用サイト「床塗り.shop」https://yukanuri.shop/ フォトデザインボード https://photodesignboard.shop |
支払・配送について 特定商取引法に基づく表記 プライバシーポリシー お問い合わせ |